無料で提供される香典返しの挨拶状はどこに頼む？百貨店はどう？

通常、弔事を欠席された方への香典返しは後ほど郵送されることが一般的です。

「直接お渡しできず申し訳ございません。先日はありがとうございました」という謝罪とお礼を伝えるために、挨拶状を同封することが礼儀とされています。

なお、香典返しを直接渡す場合、挨拶状やお礼状は必要ありません。

ですが、多くの店舗では挨拶状が有料となっています。

例えば、ある百貨店のギフトサロンでは、標準的な挨拶状が1枚あたり100円から300円のコストがかかることもありますので、不謹慎かもしれませんが、もったいないと感じてしまいます。

無駄な出費を避けたい場合は、無料で挨拶状を提供してくれる店舗を選ぶ必要があります。

今回は、無礼がないような香典返しを送りたいと考えている方向けに、挨拶状を無料で作成し添えてくれるショップを2つご紹介します。

百貨店での香典返しの挨拶状は有料

多くの人が弔事のためのギフトを百貨店で準備します。

品質の良いサービスで、適切な香典返しを選べますが、多くの場合コストが発生します。

例を挙げると、百貨店の挨拶状の料金は以下の通りが目安となります。

標準的な挨拶状	1枚110円～
特別な奉書	1枚330円～

伊勢丹、高島屋、三越百貨店などの百貨店では、挨拶状やお礼状に料金がかかります。

もしかすると、店舗によっては無料サービスがあるかもしれませんが、有料と思ってもらったほうがいいでしょう。

挨拶状だけでなく、送料も別途必要になることが多く、予算を節約したい場合はオンラインショップや専門のギフトショップを利用するほうがよいでしょう。

香典返しの使い勝手が良くコストパフォーマンスも優れているオンラインショップを紹介します。ほかにもありますが、今回は２つをご紹介します。

香典返し選びの参考にしてもらえたらうれしいです。

三越伊勢丹では、オンライン限定で標準の挨拶状が付属したカタログギフトを提供しています。

このカタログギフトは弔事に適しており、贈る相手を選ばない上に、無料で高品質な挨拶状を提供できます。

ただ、このサービスは「栞」というカタログギフトに限られており、別途送料が必要となります。百貨店を好む方にとってはおすすめのオンラインショップです。

続いては、大手ギフトショップが運営する香典返し専用オンラインショップの「おこころざし.com」です。

このオンラインショップ「おこころざし.com」は、香典返しに必要な全てが揃う専門オンラインショップになります。

特徴は、以下のとおりです。

挨拶状は、奉書タイプとカード式タイプから選べ、どちらも無料です。

注文後には、メールで挨拶状の見本を送ってもらえるため、発送前の確認が可能です。間違っていないか、必ず確認することをおすすめします。

商品のバリエーションも豊富で、年配の方やビジネス関係者にも適しています。

というようにさまざまなバリエーションとなります。

その他、大量の香典返しを一括注文できる機能や、喪中はがきも無料で100枚作成可能といった便利なサービスがそろっています。

大手企業が運営するため、手厚いサービスを無料で使え、コストを抑えたい時には大いに助かるでしょう。

香典返しの挨拶状は、インターネット上で無料のテンプレートが手に入り、必要な情報を入力するだけで自分で作成することができます。

少数の挨拶状が必要な場合は、「香典返し挨拶状テンプレート」「香典返し挨拶状ひな型」といったキーワードで検索してみるとよいでしょう。

自作の挨拶状を利用する場合、まずは香典返しの品を自宅に配送してもらいます。

それに封筒を用意し、香典返しに挨拶状を添えて再び発送しますので、かなりの手間が必要となります。

挨拶状やお礼状は、直接手渡しできない相手に向けて添えるものですので、香典返しを購入する際に店舗で挨拶状を依頼する方が、手間が省けて結果的に便利です。

香典返しは、挨拶状が無料でサービスも多様性があるオンラインショップを利用するのもありです。もちろん葬儀会社に頼むのも楽なので、これはこれでよい選択となるでしょう。

では、今回の記事を以下のとおりまとめます。

失礼のない方法で香典返しをする場合、百貨店の利用は確実ですが、最近ではインターネットでの購入も便利となっています。

いろいろある選択肢の中からオンラインショップを利用するものありなのではないでしょうか？参考にしてもらえたらうれしいです。