プラスチック製タッパーに発生する白い汚れと残り香の理由及びその対処法を説明します。
使用後のタッパーを見ると、白い汚れが出現していることに気づいた経験はありませんか?
特に、カレーなどの色の濃い食品を入れた後は、色と臭いが移り、簡単には落ちにくいものです。
本稿では、タッパーの汚れが生じる理由と効果的な洗浄方法を解説します。
プラスチック製タッパーの白い汚れの主な原因
プラスチック製タッパーの汚れの主な原因は、以下の3つが理由です。
②カルシウムの蓄積による水垢
③熱によるプラスチックの変形
それぞれについて詳しく説明します。
汚れの原因①油汚れと色の付着
油は温度が下がると固まり、酸化して粘り気のある汚れになりがちです。
プラスチック表面は滑らかに見えても、微細な凹凸があります。
これが、油汚れや色素がしっかりと定着してしまう理由です。
汚れの原因②カルシウムによる水垢
洗った後、水滴をそのままにしておくと、自然乾燥の過程で水道水のカルシウムが白い結晶として残ります。
水分は蒸発しますが、カルシウムだけが残るため水垢となります。
つい、そのまま自然乾燥はやりがちですね。
汚れの原因③熱によるプラスチックの変形
電子レンジでの加熱が長すぎると、プラスチックが溶けて形が崩れることがあります。
特に油分の多い食品を加熱した場合、高温でプラスチックが溶けることがあります。
こうなってしまったら、使い続けることは困難ですので、新しいものに取り替えることをいおすすめします。
タッパーの汚れを落とす方法
タッパーの汚れを落とす方法は、以下の2つが効果的です。
・カルシウムの残留物には酸性洗剤が適切
詳細をご紹介しますので、参考にしてください。
油性の汚れにはアルカリ性洗剤を使用
セスキ炭酸ソーダまたは重曹を使用すると良いでしょう。
セスキ炭酸ソーダを用いる場合、熱湯200mlに対してセスキ炭酸ソーダを小さじ1加え、よく混ぜて冷ます。
重曹を使う場合は、重曹小さじ2と水をタッパーの約2/3量まで入れ、混ぜた後、電子レンジで約1分加熱し、冷ます。
蓋をして保温すると効果が増します!
カルシウムの残留物には酸性洗剤が適切
カルシウムの残留物には、クエン酸やお酢が有効です。
クエン酸を使用する際は、クエン酸小さじ1と熱湯200mlを混ぜ、冷ましてください。
お酢を使う場合は、お酢と熱湯を1:1の割合で混ぜ、同様に冷ます。
蓋を閉じて放置することで、より一層の効果が期待できます。
油汚れを効果的に取り除くには?
これまで汚れの取り方を見てきましたが、最初から汚れが付きにくい保存容器を使用すれば、そもそものストレスも減少すると思いませんか?
100円ショップで販売されているタッパーもありますが、汚れを取るのが手間だと感じることがあります。
一度ついた汚れはなかなか落ちないものです。
きれいになったとしても、再び汚れることがあります。
もう保存容器の汚れに悩まされたくないですよね。その場合、汚れにくい保存容器への変更をおすすめします。
Iwakiのガラス製保存容器に変えてから、タッパーの汚れ問題は解消しました。Iwakiのガラス製品であれば、油汚れもすぐに取れ、再洗いの必要もありません。
溝がなくフラットなデザインは乾燥も早く、長時間の保存でも汚れや色移りが生じません。
保存した料理をそのまま食卓に出せば、見た目もおしゃれです。
今までにガラスが割れたり欠けたりすることもなく、安心して使用していますので、耐久性もすぐれていると思います。
プラスチック製タッパーの白い汚れまとめ
タッパーの汚れの主な要因は以下の通りです。
・水垢
・熱での形状変化
汚れを除去する方法は、
・カルシウム由来の水垢には酸性洗剤が効果的 ⇒ クエン酸やお酢
面倒なお手入れを避けたい場合、iwakiのガラス製保存容器への切り替えがおすすめです。
タッパーよりは少し高価ですが、油汚れや二度洗いの手間から解放されれば、その価値は十分です!
タッパーの汚れ問題解決にお役に立てればうれしいですので、参考に。