賞与を受け取るというのは本当に喜ばしいことです。場合によっては浮かれてしまうかもしれません。
そんな賞与をもらってから、これまで社長に直接感謝の意を表したことがない人もいるかもしれませんが、一部の企業ではそうした感謝の気持ちを伝える文化が根付いているところもあります。
上司や目上の人へメールを送るのは不慣れで、何をどう書けば良いのか迷うものです。
この記事では、賞与を頂いたことへの感謝を伝える際の社長や上司宛てのメールの書き方や例文、注意すべきポイントをご紹介します。
社長と上司宛に送る賞与を受け取ったお礼のメールの例文
賞与に感謝するメールの文例を、社長および上司宛てにそれぞれご紹介します。
今回のひな型をアレンジして使ってもらえたらうれしいです。
社長へ送るお礼メールの例文
以下からが社長へ送るお礼メールの例文です。
件名：賞与への御礼
○○社長
お疲れ様です。 人事部の△△です。
このたびは賞与を頂き、心より感謝申し上げます。
社長のご厚意に深く感謝し、私も社会人として、そして一員としてさらに精進して参ります。
引き続きのご指導を賜りますようお願い申し上げます。 賞与のご支給に対し、取り急ぎお礼申し上げます。
人事部 △△
以上のとおりが例文となります。
社長へメールを送るのは難しく感じるかもしれませんが、短く感謝の意を示すだけでも充分です。逆に長くなりすぎない、わかりにく文面は避けましょう。
上司へ送るお礼メールの例文
直属の上司へも感謝のメールを送ることで良好な関係が築きやすくなるので、上司へ送ることも検討されるとよいでしょう。
お礼を直接言う機会が少ない中、賞与の支給は感謝を伝える絶好の機会ととらえることができます。
以下からが上司へ送るお礼メールの例文です。
件名：賞与に対するお礼
〇〇部長
お疲れ様です。 △△です。
このたびは賞与を頂き、誠にありがとうございます。
いつも丁寧にご指導頂き、感謝の気持ちでいっぱいです。
部長の下、さらなる成長を遂げ、部門および会社の発展に貢献できるよう励んでまいります。
今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
取り急ぎ、賞与のご支給に感謝しております。 ありがとうございました。
△△
以上が上司への例文です。こちらも参考にしてください。
社長や上司へ送る賞与のお礼メールのポイントとは？
社長や上司へ賞与のお礼メールを送る際のポイントと効果的な書き方について説明します。
感謝を先に述べる
日常的にお世話になっていることへの感謝を先に述べ、それに続けて将来への意欲や計画を伝えると良いでしょう。
社長や上司もそのようなメッセージを喜ぶはずです。また、直接会った際や電話で話す機会があれば、そこでも改めて感謝の意を表すことが大切です。
お例メールは早めに送る
できれば賞与を受け取った日、または遅くとも翌日には感謝のメールを送ることが重要です。遅れると、適切なタイミングを逃してしまう可能性があります。
というのも社長や上司は忙しいことが多いです。見てもらうタイミングもそれだけ遅くなる可能性がでてきます。
それにビジネスはスピードが重要視されますので、ぜひ、仕事の合間に素早く送ることをおすすめします。
短く、要点を押さえた内容で
忙しい社長や上司はメールのチェックにも限られた時間を割いています。
短文だと感情が伝わりにくいかもしれませんが、長文にしてしまうと読まれにくくなるため、要点を絞って手短にまとめることが望ましいです。
それが配慮につながるでしょう。
賞与を受け取ったときの社長や上司へ送るお礼メールの書き方と例文のまとめ
社長や上司も人間の一人ですから、誠実に感謝の言葉を伝えられれば喜ばれるはずです。
賞与の支給が可能なのも社長の努力の賜物であり、その点に対して感謝を示すことは全く不自然ではありません。
同様に、上司に対しても感謝のメッセージを送ることが適切です。
ポイントとしては、
- 感謝を先に述べる
- お例メールは早めに送る
- 短く、要点を押さえた内容で
です。ポイントを押さえたメールを心掛けることをおすすめします。
日ごろ気遣ってもらっていることや、細かな指導などに対して感謝を伝えるとよりよいお礼のメールになるでしょう。
